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2度目のフレデリック・バック展

9月13日、2度目のフレデリック・バック展に行ってきました。
2度目なのに最初からがっつり観賞しました。何度見に行っても都度がっつり観賞するのではないかと思います。

フレデリック・バックは、かの高畑監督や宮崎監督がいたく感銘を受けた人という宣伝がされていますが、今回の展覧会でこの事実を初めて知りました。そういうこととは無関係に自分が好きなアニメーション作家だからとても観たかった。直筆の水彩画やセル画が見られる機会は恐らく今後はないだろうと思うと行かなければなりません。

スケッチなども多数出展されています。驚くべき迷いのない的確な線にため息が出ました。見たままをそのまま写し取る能力の高さに脱帽です。過去にも同じく修正のないスケッチを展覧会で見てますが、フレデリック・バックも同類の技術を持っているようです。やはりこの人も一流なのだなと思いました。

フレデリック・バックのアニメーション作品はどれも人間と自然の関わりをテーマに描かれています。このあたりは宮崎監督は影響をもろに受けているような気がしますねぇ。その影響をどう咀嚼してアウトプットされているかの評価はまた別の話ですが。
このテーマでアニメーションを作る作家としては唯一無二の存在だろうと思うので、どうか長生きしてくださいと願ってやみません。1作でも多く拝見したい。

それにしても1作のアニメーションを全部一人で描くと言うのには驚嘆しました。言われてみれば、背景や人物の絵を見ても「描き手が違っている」感じはしないので、どうなっているのかなと疑問ではあったんですが。有り得ないからでしょうか、一人がすべて描くという案は思い浮かびませんでした。こつこつと一枚一枚セル画を描く作業は途方もないことだろう、本当に頭が下がります。

フレデリック・バック展が広島で開催されたことを関係者の皆さんに感謝したいと思います。よくぞ開催地に入れてくださった!国際アニメーションフェスティバルが行われる地だからと思いたいです。丁度今年はアニメーションフェスティバル開催の年でしたしね。
でもたった3カ所というのは少し残念な気がいたします。あと2カ所程度は開催して欲しかったかな。
次回があることを切に願います。

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