紙で管理してます

ストックフォト・イラスト

今年もカッコーさんにお声がけいただき「ストックイラスト アドベントカレンダー企画」に参加しています。

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早速ですが…。
ストック素材作りで制作メモって作りますか?
複数サイトにアップロードしている方は、どのように「どのサイトにどこまでアップロードしたか」を管理されてますか?
こういうことを話す機会って案外ないので記事にしようかなーと思い書いてみました。

ルーズリーフを活用

イマドキだとやっぱりアプリなのかなー?とも思いますが、私は紙ベースでやっています。
ネタ帳や制作企画などを紙(ノートなど)に書く人って割といるのでは?と思ってますが、どうでしょう?完全にデジタルという人がもしおられたら使っているアプリを教えて欲しいです!

なぜ紙なのかというと…。

紙がよい点

  1. 手書きしていると頭の中が整理される
  2. 書き足しやすい
  3. 書き込み方の自由度が高い
  4. 過去のものを見返しやすい
  5. 紙に書いてあるものを読むほうが読みやすい

最初は普段使っているリーガルパッド(A5サイズくらい)をつかっていたのだけど、これがファイリングしづらい!それでルーズリーフに変えました。

ルーズリーフの良い点

  • 紙のサイズを統一できる
  • ファイリングしやすい
  • 複数ページに書いて困らない
  • リフィルが数種類ある

市販のルーズリーフ、今は超便利なものがいろいろ出てます。罫線などの種類もいろいろあっていいし、ファイリングもいろいろできてええや〜んという感じです。
バインダー、2穴ファイル、個別フォルダー、フラットファイル、リフィルノートなどなど。

愛用しているのは…

  • Nakabayashiのロジカルルーズリーフ
  • 無地のルーズリーフ
  • マルマンの5ミリ方眼のルーズリーフ
  • A罫のルーズリーフ(一般的なタイプ・アップロードメモ用)

ファイリングはバインダー、リフィルノートです。

ルーズリーフを使っているのは制作メモ、アップロード進捗メモ、年賀状デザインメモの3つです。順に紹介しますね。

制作メモ(兼ネタメモ)

作りたいと思ったモチーフ・テーマを実際にどう作っていくか書いていく制作メモ。

  • モチーフ、テーマについて調べたことをまとめてメモ
  • モチーフで作る素材のタイプのメモ
  • テーマだったらどういったものが素材になるかなどのメモ
  • アイテムが多いときのリストのメモ
  • 具体的なイメージのラフ
  • カラバリなどのメモ

・・・などなど。

きちんと制作メモを書くようになってから計画的に制作することが身につきました。
それまでの私といえば、思いつきに近い感じでした。思いつきなのでいつも同じ展開にはならないし、そもそも展開を考えないことも多かった…。ハッと気づくとそんな調子で3年以上やっていたという恐ろしい事実があったりします。

何を作りたいかを書いておくと制作途中に迷子になることもなくなりました。作っている最中にふと思いついたらそちらをやってしまって、前もって考えていたものが作れなかったりしていました。
あーそうだった、作るべきはこれじゃなかった…と思ったことが何度もありました。
慣れるまでに少しの間迷子になりましたが、制作メモを見ながら作る習慣がついてからはほぼそんなこともなくなりました。

すぐに作らないものもメモしてちょいちょい決めたことを書き足したりするのでネタ帳にもなっていて、いざ作る時には制作メモになります。だから制作メモ兼ネタメモなんです。
書き換える必要はないと思っているし書き換える時間と手間を増やしたくないし。

アップロード進捗メモ

アップロードする際の進捗の把握をどうしようか悩んだ時に、数年前に素材のデータ管理の話をフォロワーさんとしたことがあって、そのとき教わったことを参考に進捗を管理するメモを作れば良いことに気づきました。

進捗の管理としてアップロード済み用のフォルダを作るなど他にも良いやり方があるかと思いますが、ファイルを動かすのは私はうっかりやらかしそうで怖くてできないんです。
過去にうっかりで25GBのデータを完全に消し去った前科があるので、極力ファイルを移動する手順は増やしたくない。それでマーキングするために紙での管理が必要になって作った…という流れです。

アップロード進捗メモに書くのは…

  • アップロードする素材名
  • メモを記入した日付
  • ファイル名
  • ファイル点数
  • アップロードをし始めた日付
  • アップロードするサイト名
  • リリースのファイル名(必要な場合)
  • 埋め込み忘れて追加すべきキーワードなど
書式サンプル
現在の書式

書式はイラレで作ってあるのをA罫のルーズリーフにプリンターで印刷してます。最近書式を変えました。上が古いほうで下が改訂した最新版です。

shutterstockとAdobeStockへは、数点ずつアップロードしているので、あらかじめアップロードするファイル名をすべて書き込んでおきます。すべて書くの?と思われそうですが、私は複数アートボードで作るけれどアートボード名はデフォルトのままなので、ファイル名の末尾は連番のためそんなに苦痛ではないです。

一度アートボード名を変えてみたらファイル名を書くのが面倒臭いと思ったので、その後はデフォルトのままを維持です。億劫にならないやり方を優先しないと嫌になりそうですからね。

アップロード後のマーキングはこんな感じ

  • SS・AS ファイル名にマーキング(マークするペンと色を変えて間違いを防止)
  • SS・AS以外 サイト名にマーキング

マーキングの有無でアップロード待ちか済みかを見分けます。
中途でやめて再開するときに、どこまでやってるんだっけ?と確認する手間がなくなりました。

リリースを添付する場合は空きスペースにリリース情報と追加したいタグがあるときはその情報を書きます。

年賀状デザインメモ

年賀状のデザインメモはこんな感じのものです。

左:原紙 右:記入例

コピー用紙にデザインをざっくり書いたらカットして貼り付ける形でデザイン案のシートが1枚できます。左の原紙に直接デザインを描くこともあります。あとは、作った干支のキャラをプリントして貼り付けてデザインを描き込むことがあります。

絵柄を見れるしいろいろ書き込めるしその年に作ったものを把握しやすいので重宝してます。
これを作る前はリストだったのだけど、文字だけじゃよくわからなかったので1年でやめました。

最後に

こんな感じでルーズリーフで進捗などの管理しているよというアナログな話でした。
参考になるのか?これは…と思いつつも書き上げました。
どなたかの参考になれば幸いです。

今回の記事はアドベントカレンダー企画のための記事です。
他の方も参加されているのでぜひ読みに行って見てください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではでは…。

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