数年がかりでバリエーション

ストックフォト・イラスト

素材系のストックイラストでは1つのモチーフでいろいろ作るというのは当たり前なことかなと思います。
アイコンセットやフレーム、バナー用や背景素材、パターンとか…。更には線画、カラー(主線なし)、シルエット(単色塗り)などのカラーバリエーションも。

今では作り始める前にどれとどれを作っていく・・・という風に決めてそれに沿っているのだけれど、こういうことすら出来てないころがありました。
作り始めてさてと言い…みたいな感じです。効率はすこぶる悪いです。決めているのは例えば「クローバーでなにか作ろう」とかその程度でしたから。これ、ほぼ何も決めてないですよね。

こんな感じですから作業は進みません。頭の中は真っ白ですしね。加えてイラレ初心者で作業も遅かった・・・。
それでも少しずつ同じモチーフで作っていったら数年後にDLが増えてきました。

理想は一度にすべてを作ってアップロードすることですが、そう出来なくても諦めなくていいんだなぁと実感したのでそのことを書きたいと思います。

モチーフはクローバー

『聖パトリックの祝日』をご存知でしょうか。(詳細は検索して調べてみてくださいね。)
この『聖パトリックの祝日』を象徴するモチーフの中にクローバー(シャムロック)があります。クローバー自体は日本でもおなじみのものだし、クローバーをモチーフにしたストック素材も多いです。

2016年〜2021年の間に作ったのが下記になります。

Adobe Stockのポートフォリオから

これはAdobe Stockのポートフォリオです。20点はないですが、これで数年掛かりとは・・・掛かり過ぎだろうって気がまぁ今ならします。

作った順序

どう作っていったか抜粋してみますね。

2016年制作
2017年制作

別の飾り罫線素材を作ったからクローバーも・・・と作ったんだったかな(うろ覚え)。

2020年制作
2020年制作
2020年制作
2020年制作

3年ぶりになってますが、久しぶりなだけあってフレームありアイコンあり背景ありといろいろ作れるようになってます。
事前にこういうものを作ろうとメモ書きして作るようになったからそのお陰ですね。

2021年制作

昨年も作りました。色付きのバナーもあってもいいのではと思ってバナー素材だけ作りました。

バリエーションが揃った結果は

今年はクローバーのモチーフは何も作ってません。
最低限のバリエーションができているんじゃないかなと思ったので作らずにおこうと決めました。

おそらく最低限のバリエが揃ったのは間違いないと思います。それはDLが証明しているかな。
上に抜粋で上げたものは年明け以後DLされています。
複数素材をまとめてDLされることもあります。

ポートフォリオから個別の表示になったときに【このシリーズのその他の画像】に関連の深いものが並ぶので、ここから見てもらえているのかなと思ってます。

単発でいっぱい作るのはたいへんです。
同じモチーフのシリーズ化やバリエーション化をするように心がければ、一度に全部作りきれなくても大丈夫です。
私の例のように数年がかりになったとしても、ポートフォリオ内ではシリーズ表示されたり紐付いたりして購入者が目にする機会は増えます。

気をつけること

数年かかっても大丈夫ですが気をつけることがあります。

前に作ったものと内容が被るものは作らないようにすることです。前の年にフレーム、次の年にちょっとアレンジしたフレーム・・・みたいなことをしないってことです。
できれば前の年までには一度も作ってないタイプのものを作ったほうがいいと思います。

あとはテイストを揃えることです。
上のクローバー、基本パーツのクローバーは2017年のパーツの使い回しです。パーツを統一すると見た目の違和感もないですし、別物感もないです。シリーズだなというのは見た目にわかりますよね。パーツ自体をアレンジしてしまうと異物が混ざっているように見えるので、その場合はアレンジしたパーツで別のシリーズにしたほうがいいんじゃないかなーと思ってます。
いつかやるんじゃないかなぁ…。

最後に

こんなの早い人は1年2年で出来てることなんだろうけど〜〜と思いつつも書いてみました。
参考になる人がいるのかしらと思いますが、もし参考になれば嬉しいです。

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