時々TwitterのTLでShutterstockのタイトルのリジェクトで苦労されている方をお見かけします。
私も登録したてのころはShutterstockのタイトルのリジェクトに苦しみました。今の情報編集画面には説明はあってもタイトルの項目はありませんよね。でも説明部分がいわゆるタイトルでリジェクトになるタイトル部分に当たります。
以前は『タイトル/説明』になっていたのだけど、いつの間にか『説明』になったみたいですねー。
『タイトル』が理由でリジェクトになる場合は、
・短すぎる
・同じタイトルを他の素材にもたくさん付けている
・単語の羅列にしている
・イラストに日本語を使っているが英語で説明していない
このあたりが原因になっていることが多くないですか?私はこの4つでした。
Shutterstockに登録するまでにも海外サイトはやっていましたが、タイトルと説明が別々の記述だったから短いタイトルにすることが多かったんですね。同じように短いタイトルのみを入れていたら、タイトル以外に不備がない場合は全部タイトルで引っかかりました。
英語で書いてあったリジェクトの解説ページをWeb翻訳にかけてなんとか理解したのは、【タイトルは画像を詳しく説明したもの】になっている必要があるということでした。それと文章にするように…とも。
どういう風なタイトルにするべきか勉強せねばと検索をして海外の方のタイトルの付け方を見たところ、なるほど!文章になっている!長い!詳細に説明している!・・・ともう見事に私のタイトルとは真逆でした。
結論としては、タイトルには パーツとして何があるのか 何をしているか
これを文章にして入れるようにするとリジェクトにならなくなります。
それと、いろんなパーツを横に並べたり、何かの形に配置したり、全体に散らしたりした場合はそのことも説明に入れるようにしています。
では、実際にどうつけるようになったのか?をいくつかサンプル画像で説明をしてみますね〜。
年賀状
年賀状は国内だと付けがちなのは【干支+年賀状】でしょうか。
子年の年賀状素材…とか、ネズミの年賀状だったりするでしょうか。おそらく絵柄は違ってもこのタイトルにする人は多いハズ。
ネズミの年賀状というタイトルは、タイトルにはなるでしょう。しかし、Shutterstockが求めるイラストの説明ではありませんから、審査ではどうしても「何が描かれているかを書きなさい」とリジェクトされてしまうんですよね。
私が付けたタイトル
『New Year’s card illustration with a mouse doll and fan in Japanese patterns./ Japanese characters are “Happy New Year.Thank you again this year.” in English.』
(和訳:ねずみの人形と扇子を使った和柄の年賀状イラスト。日本語の文字は英語で「明けましておめでとうございます。今年もよろしく。」です 。)
Japanese characters are…(日本語の〜)から後ろの部分がイラストにある賀詞と挨拶文を英訳したものです。
挨拶文が短めなのは、端折らないと文字数をオーバーしてしまうし、全部英訳にすると日本語がやたらと多く感じるからマズイかなと…。
今のところ、英語以外の言葉が多すぎとは言われてないですが、「多いぞ!」と言われる日が来ませんように〜!
風景もの
これは国内サイトだったら【街並み 雪 冬】とかそういう感じでしょうか。
私が付けたタイトル
『Illustration of winter cityscape with falling snow.』
(和訳:雪が降る冬の街並みのイラスト。)
羅列する単語をつなげて文章にしています。なんとか文章になりました。
あ、それと、最後に「〜のイラスト」をくっつけるようにしています。
どう頑張っても短い説明にしかならない時に「〜のイラスト」をつければいいのでは?と気が付きました。
おーこの手がありました、これで気持ち長そうな文章にできます。
人物
これは、日本語だと『若い女性 水分補給 ペットボトル』ですねー。
私が付けたタイトル
『Illustration of a woman rehydrating.』
(和訳:水分補給する女性のイラスト)
これ、採用になったあとにタイトルは違うほうが良かったなと気づきました。
思いついたのが、『Young woman drinking water from plastic bottles.』(ペットボトルから水を飲む若い女性。)
(後日修正しました。あとからでも編集のやり直しができるのはありがたいです。)
水を飲む=水分補給 で意味はわかるし伝わるから熟語にしてしまいがちなのですけど熟語は英語にはしづらいことがあるから、普通の文章にする癖をつけないといけないなと思ったイラストですねー。
背景違いなどのバリエーション
これらはタイトル自体は同じにしてますが、背景の部分をバージョンとして追記しました。
『Greeting illustration celebrating Father’s Day with hat and tie.』←この後ろにそれぞれ以下を追記。
1枚め White background version.
2枚め Check pattern version.
3枚め Striped version.
背景違い、カラーや線画、単色塗りでバリエーションにしたときなどはたいていこのやり方です。
もう1つ、「〜の背景があるイラスト」という書き方をするときがあります。
おまけ
うまく説明文がつけられないなーと困ったときは同じような内容のイラストでどう説明しているか参考にするために、Shutterstockで主要キーワードを入れて検索するようにしています。
ヒントになるものが見つかるのでオススメです!
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