コントリビューターとして登録して素材を販売しているストックフォトサイトのAdobe stock。
通常はプランを購入して初めて素材がDLできる仕組みになっていますが、無料コレクションというものがあります。
今回はこの無料コレクションが勉強用にDLするのにも役立つ!という事に気づいたのでそのことについて書いていきたいと思います。
はじめにストックフォトサイトとは
ストックフォトサイトとは写真やイラスト、動画などを販売できるサイトのこと。
私は10社ほどコントリビューター(寄稿者)として登録しています。
ストックフォトサイトにある素材をDLするには、会員登録(ユーザー登録)と素材を購入するプランの購入が必須になります。
素材のDLにはお金が必要、それがストックフォトサイトです。
最近は無料素材サイトのことを「無料ストックサイト」という人が増えているようですが、仕組みが全然違います。
無料素材サイトはユーザー登録すれば誰でも無料でDLできるサイトです。
Adobe Stockの無料コレクションとは
Adobe Stockの無料コレクションとは、1年間という期間縛りがありますがコレクションに入っている間はDLは無料でできるというもの。
毎年ノミネートがあり、無料コレクションに出したいもの・出したくないものをコントリビューターが選別して、出されたものの中からセレクトされたものだけが無料コレクションに入るという仕組みになっています。
無料コレクションに追加になると1点につき750円が支払われます。無料コレクションに1年間加えるためにライセンスフィーが支払われるんですよ!
無料コレクションでどれほどのDLがあるのかはわからないのですが、1年で750円のロイヤリティを稼げない素材なら出したほうがいいかと思う。
ちなみにノミネートされる素材は売れ筋ではなく、1DL以上のDL実績があるものの頻繁にDLされない、またはされなくなった素材…というルール。
実際にDLしてみた
先日、ネオン管風の素材を作ってみようかなーと思い作り方をググったところ、ぼかしなどの効果を使う方法が出てきました。
あー効果なのかぁー(落胆)。
なぜ落胆したかというと、ストック素材作りでネオン管風をやろうと思ったからです。
効果がアピアランスに残っていると審査に通らなかったり、バージョンダウンで意図しない状態になったりするので、アピアランスの分割・拡張が必須になるんですが、ぼかしはやっかいなんですよね。
それでぼかし効果は却下、どーしたものかと悩みましたが、ストック素材にネオン管風を販売している人がいるのでどうやっているのかが見たい!と、ここで、「あ!Adobe Stockの無料コレクション!」…、Adobe Stockの無料コレクションに気づきました。
Adobe Stock、コントリビューターとして登録しているのでユーザー登録は不要。コントリビューターアカウントでもDLができます。通常の有料の素材はプランを購入すればDLできるはず(購入したことがないので、断言は避けております。ご了承ください)。
無料コレクションはDLできますよ。
Adobe Stockのトップページのメニューの無料コレクションをクリックして、あとは通常に検索して結果が表示された中からDLしたい素材を選びます。
DLするファイル形式を聞いてくるので選んでから(ダウンロード)をクリック。
常にベクターをDLするなら「デフォルトとして指定」にチェック。都度選びたい場合はチェックは外したほうがいいです。
DLしたファイルを見る
DLしたファイルをイラレで開いて中を拝見〜。
ほうほう、こうなっていたか!なるほどーーー!などと思いながら、ポチポチとパーツを選んではアピアランスなどを見てみるなどしました。
ネオン管風ってどうやってあるんだろう?と思ってDLしたその中身は?
ぼわっとネオン管の周辺が光っているぼかしでやる部分がどうなっているのか、これが一番知りたいところでした。
結果は、なんと細かい、超絶細かいメッシュでした。背後にメッシュを使ってぼかし効果の代替をしてありました。
勉強になりました。
勉強目的でのDLに無料コレクションは最適
やったことがない技法はググって出てきた技法でストック素材が作れるときと作れないときがあって、ダメか〜〜と思ったものは諦めていました。
ストックフォトサイトでは無料DL素材を毎月1〜2点用意しているサイトもあるにはありますが、自分が求める出来上がりのものを無料でDLできることは稀です。ほぼほぼめったに出会いません。
今回はネオン管風でした。とても参考になりました。
無料素材サイトで拡張などをしていない元データが見れたとしてもストックフォトサイトに出すという前提がある場合は、それらを見てもあまり意味がありません。
ストックフォトサイトにベクターデータをアップロードする際はダウングレードは必須なためです。
EPS8・10のみ受付というサイトがある以上、これらのバージョンに落としても見た目やアピアランスの状態などに不具合が起きない作り方で作る必要があります。
ネット上で一般的な作り方として上がっている技法じゃなく同じようなものを作って販売している人たちの素材を見れるAdobe Stockの無料コレクションは本当にありがたいですね。
ストック素材云々ではなく単に技法の勉強ならググったほうが一番だとは思いますが、別の方法で同じようなことをするには…っていうことならやっぱり無料コレクションは役立つのではないかなぁと思いますね。
最後に
最後にAdobe Stockへのリンクを貼っておきますね。
無料コレクションからDLしたいと思われた方はアクセスはしてみてください。
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